SAPPORO, HOKKAIDO — 偏愛目線の札幌案内 さっぽろ偏愛図鑑

食べて、遊んで、暮らす。わたしの札幌。

札幌に35年住む地元民が、本当に通うお店だけをご紹介します

← 一覧へ戻る

すみれ系(純すみ系)ラーメン4軒食べ比べ|すみれ・純連・彩未・花丸の違いを地元民が解説【札幌味噌の系譜】

※記事内に商品・サービスのPR(アフィリエイト広告)を含む場合があります。

札幌味噌ラーメンの王道は、ひとつの家族から始まった。 すみれ・純連・彩未・花丸——全部食べてきた地元民が、系譜と違いをまとめます。

札幌で「味噌ラーメンの名店」と言われるお店の多くは、実は同じ源流から生まれています。それが「純すみ系」——純連(じゅんれん)とすみれの系譜です。この記事では、わが家が実際に通ってきた純すみ系4軒の違いを、正直に食べ比べます。


まず結論:4軒の違い早見表

お店こってり度ひとこと場所
すみれ★★★ラードが守る熱々。本場の迫力中の島
純連★★★ニンニク生姜ガツン+絶品チャーハン澄川
花丸★★★純連仕込みの濃厚を、並ばず食べやすい清田
彩未★★☆あっさり寄りなのにコク。飲み干せる美園

純すみ系とは?【ひとつの家族から始まった系譜】

はじまりは1964年。村中明子さんが中の島に開いたラーメン店は、屋号を「純連」と書いて「すみれ」と読ませるお店でした。当時あっさりが主流だった札幌で、あえて濃厚な味噌を追求したのがこの店です。

その後、長男さんが「純連(じゅんれん)」として店を継ぎ、三男さんが1989年に創業の地・中の島で「すみれ」を開店。兄弟それぞれがお母さんの味を受け継ぎ、札幌味噌の二大巨頭になりました。

さらにこの2軒で修行した店主たちが次々と独立し、彩未をはじめ、狼スープや八乃木など約20軒もの系譜が広がっています。「純すみ系」は、いわば札幌味噌ラーメンの本流なんです。


1. すみれ(中の島)|系譜のルーツ。ラードが守る熱々スープ

すみれの味噌ラーメン

表面を覆うラードが最後まで熱々をキープする、こってりガッツリの一杯。生姜のアクセントも効いていて、道外の友人に「これが本場だ」と胸を張れる味です。

すみれ 中の島本店 詳しいレビューすみれ 中の島本店|混雑のコツ・営業時間も

2. 純連(澄川)|わが家のホーム。チャーハンも絶品

純連の味噌ラーメン

ニンニクと生姜がガツンと効いた濃厚系。私が「今日はガッツリいきたい」と思ったら迷わずここです。そしてチャーハンが絶品——毎回シェアして必ず頼みます。

純連 本店 詳しいレビュー純連 本店|駐車場・券売機は現金のみの注意も

3. 花丸(清田)|純連で店長を務めた店主の一杯

花丸の味噌ラーメン

ご主人は純連で店長を務めた方。濃厚味噌にすりおろし生姜という王道の構成で、外れない味噌です。コストコやアウトレットから近く、お昼のピーク前なら並ばず入りやすいのも魅力。

花丸 詳しいレビュー花丸|コストコ帰りに寄れる純すみ系

4. 彩未(美園)|すみれで7年修行。飲み干せる味噌

彩未の味噌ラーメン

店主さんはすみれで約7年修行。純連やすみれと比べるとあっさり寄りでラード少なめ、それなのにコクはしっかり——気づけばスープをどんどん飲んでしまいます。ラードが苦手だった私の祖母も、彩未は好きでした。今や行列必至の全国区です。

麺屋 彩未 詳しいレビュー麺屋彩未|行列の実情・狙い目の時間も

どう選ぶ?【目的別ガイド】

正直、どこに行っても外れません。同じ家族から始まった味が、お店ごとに少しずつ違う表情を見せる——それを食べ比べるのが、純すみ系のいちばんの楽しみ方です。

系譜にはほかにも狼スープ八乃木といった人気店があります。どちらも食べましたが美味しくておすすめです。改めて訪れて写真が撮れたら、この記事に順次追記していきますね。